衝撃を受けたと言うと大げさかもしれないけれど、
自分の予想を超えたりこれまでの思い込みを覆されることに出くわすと、
ちょっとした感動を覚えるわけで。
そういう経験は年々少なくなっていくだけに、
だからこそ余計にもこういう感覚は大事にしたいようにも思います。
3月にアニメの『ちはやふる』が終了したのですが、
これは久しぶりに心底楽しめた作品でした。
それ以外にも2012年冬アニメで楽しめた作品はいくつかあったのですが、
ある意味衝撃的だったのが『男子高校生の日常』でした。
りんごちゃんとかアークデーモンこと羽原とか、
実は男子高校生以上に女子高生の方がインパクトの強い作品だったのですが、
特に印象的だったのがタダクニ妹でした。
私はこれまで、キャラの目ってとても大事だと思っていたんですよね。
だから目のないキャラ、それは大抵モブなわけですが、
そういうキャラを好きになることは皆無だったし、ありえないと思ってたわけです。
しかしタダクニ妹は目が描かれない上に正式な名前すらも分からないのに、
異常なまでに存在感があった上に可愛いとすら思えたわけで、
そして何より自分がそういう風に思えたこと自体が衝撃的でした。
新たな収穫があったという点で、とても印象深い作品でしたね。
前回の日記では名前を伏せていたのですが、
数年ぶりに大きな衝撃を受けたADVが登場しました。
『J.U.L.I.A』という作品で、決して問題がない作品でもないのですが、
ADVの新しい側面というものを数年ぶりに見たように思います。
こういうゲームが出てくるのであれば、まだADVは大丈夫って思えてきますね。
『J.U.L.I.A』ほどの斬新さはないものの、
昨年は『A New beginning』というゲームもありました。
百聞は一見にしかずということで動画を見てもらった方が早いですが、
2Dのゲームというこうともあり、こちらの方が国内のADVに活かしやすいかと。
こういうゲームが日本語で気楽に遊べるようになれば嬉しいのですけどね。
ん~海外の作品とはいえこういうのが出始めると、
判断基準も少しずつ変えざるをえない気もしてきます。
コスパ的にも、確かに今は円高の恩恵があるとはいうものの、
国内の低価格ゲームと同じ値段でこれらのゲームが遊べてしまうわけですしね。
何だか複雑な気持ちになってしまいます。
アニメを見ていると日本人で良かった~って思えるのですが、
ADVに関しては本当に損をしているように思っちゃうんですよね。
とりあえず、テンプレな形式のノベルゲーはもう時代遅れでしょう。
よほどの作品でないと、今後は名作認定しないかもしれません。
その最近の国内のゲームでは、個人的には『屋上の百合霊さん』が良い感じ。
主人公をはじめ、良いキャラが多いですね。
そういや百合ゲーは増えてきてはいるのだけど、
ここまで百合特化なゲームも珍しいような。
百合好きならまず楽しめると思うのだけれど、少し注意点もあります。
CGは何枚以上とか、フルボイスでなきゃダメとか、
システム周りに細かいこだわりがある人とかには、あまり向いていないかも。
あと、レズが百合の上位版みたいに思っている人とかね。
全体的に今の主流路線が好きでたまらない人には向かないように思うのだけれど、
逆に今のアダルトゲームの主流路線に少し疑問を持っている人で、
かつレズとは異なる百合の魅力を解している人ならば、
かなりはまれる可能性があるように思います。
近況としては、今年発売されたゲームを反映させたり、
MMMbeをAAにするなどゼロ年代の上位作品を上方修正することに伴い、
ちょこちょこ傑作選内のランキングを変更しています。
あと古い作品ですが、新宿物語なんかも上方修正しました。
新宿物語は92年の作品ではあるものの、実際にプレイしたのは数年前です。
しかし同時期にプレイし名作認定した最近の作品よりも、
インパクトが強いのです。
どうにもあのMUSEさんのサウンドと共に流れるOPが忘れられなくってね。
そういや話は変わりますが、昨年から名探偵コナンの映画を見始めて、
ようやくほとんど見終わりました。
初期のは結構面白いのだけれど、最近のはイマイチですね。
でも、昨年のは少し盛り返した感じ。
まぁ推理とは異なる部分で楽しんでいるので、
推理物として期待する人には相変わらず物足りないでしょうが。
青山剛昌さんと言えば『YAIBA』って連想してしまう方だったので、
ここまでコナンが続くとは思いもしませんでした。
世の中、分からないものですね。
途中から話が進まなくなって、
それで原作の方も何年も前から読まなくなったのだけど、
いつかちゃんと終われるのかな、これ…
できれば無駄に延ばさずに、綺麗にまとめて欲しかったんですけどね。
最近、とても忙しいです。
予約投稿で更新は毎日続けられるものの、
自分自身がネットにつなげることは週に1回か2回となりますので、
コメントの返事とかも遅れがちになると思いますのでご理解下さい。