<日記120325>最近の変更点など
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2012/03/25
まず設定面では、左にある最新記事欄の下部に、全記事一覧を追加しました。
増える一方の月別アーカイブは置きたくないので置いていませんが、
この全記事一覧で一応代替としての役割は果たせるのではないかなと。
それと自分はあまり最下部のフッター部分を見ないのですが、
今増えてきているみたいなので、一応一番下にもカテゴリー欄を設けました。
また記事欄に設置していたブログ村のボタンを外しました。
でもランキングに参加しないというだけでブログ村への登録自体は残しているので、
そちらを参考にここを訪れることは従来通り可能です。
そしてブログ村へのボタンを外した代わりに、拍手ボタンを復活させました。
因みにちょっとしたコメントも可能ですので、
コメント欄の利用に抵抗のある方はこちらを利用ください。
思うに、長文用のメールフォームと短文用の拍手ボタンのメッセージ欄があれば、
一般的なコメント欄は要らないようにも思うだけれど…いるのかな、これ。
削除しようかちょっと検討中です。
それにしても、つい先日までまとめブログなんて存在すら知らなかったのだけど、
ああいうのが今の流行なのでしょうか。
確かにいろいろ機能も充実していて凄そうだけど、何か重くて嫌なんですよね。
ああいうのが今の流行としたら、ここは時代の流れに逆行する形になるのだけど、
できるだけシンプルにしたいなと。
まぁお前も画像とかいろいろ貼ってるじゃんって思う人もいるだろうけど、
見えない部分をいじったりしているので、
同系統のブログの中ではかなり軽くなっているはずなんですよね。
ハズレサーバーっぽくて同じ容量だと確実に他所より重くなるため、
こうせざるを得ないってのもあるのですが、
当分はこの方向で行きたいなと思います。
次にゲームに関しての話なのですが、
私の場合は個人的な思い入れだのプレイ時の感想に縛られるつもりはないので、
たまにゲームの評価を変更する場合があります。
少し前にちょっと大きな変更を行ったのですが、
大雑把に言えばゼロ年代前半のアダルトゲームのSLG・RPG系を下げて、
一般PCゲーのSLG・RPGを上げたという内容になります。
その理由なのですが、
アダルトゲームのSLG・RPGはゲーム性では一般PCゲーには及びません。
でも昔は独自のアイデアやアダルト姓を活かしたものも多く、
それで一般ものよりも高く評価した作品が多かったんです。
しかし、ゼロ年代前半はどうだったのか。
狭義のゲーム性ややり込み要素の増えた物はありましたし、
最近のゲームにしてもそうなのですが、
単純なる狭義のゲーム性は遜色のないものも増えています。
しかし何かしらの2番煎じみたいなものばかりで、
アイデアに優れたものは少なかったように思いますし、
またアダルト性を活かしたものも少なかったように思います。
つまり完成度は以前よりも上昇したものの、
独自性やオリジナリティが下降したわけですね。
そのため、プレイ時はそこそこ楽しかったはずなのに、
今はほとんど印象が残っていないのです。
逆に一般PCゲーのSLGなんかがふと懐かしく思えたりするわけで、
それはつまり懐かしくなるだけの個性が際立っていたことでもあります。
特にゼロ年代前半は、経営SLGは豊作だったように思いますしね。
ちょっとアダルトゲームを過大評価、
というか私の基本姿勢とそぐわない評価になっていたように思ったので、
それで微調整をしたというわけです。
まぁ巡り合わせが悪いのか、一般PCゲーはまだほとんど掲載していないので、
ブログ上の変化としては一部のアダルトゲームの評価を下げたことが中心で、
あまり大きな変化はないんですけどね。
何れにしろ結果的に現時点では、
ゼロ年代前半と後半のアダルトゲームの名作数が16本ずつと同数になり、
10年で32本というのが多いのか少ないのかは分からないものの、
バランス自体は良くなったように思います。
…しかしまぁ、何だな。
ゼロ年代前半って結局何だったんだろうね。
狭い市場ではユーザーの意向が反映されやすいものだけど、
PCとインターネットが急激に普及して、
それに伴って何か語りたがる人も一杯増えはしたんだけどね。
ストーリーの解釈論に終始してばかりで、
何か新たな方向性を生み出すことにはハッキリと失敗しているし、
作品の方もタイトル数ばっか増えたわりに中身はどれも同じような感じだからね、
結局あの時代のアダルトゲームやその支持層からは、
ほとんど得るものはなかったような。
いろんなのが出てきたと言う人もいるけれど、
結局はオタ向けラノベもどきの紙芝居という範囲内で、
その中でいろいろとこねくり回しているだけでしょ。
まぁそういうのも好きだから個人としてはプレイし続けているのだけれど、
違うものがなくなっていったという事実は動かしがたいわけです。
例えば昔のサイキックディテクティブシリーズでは、
パッケージにワインの似合う大人のADVをって書いてあったけど、
あんな雰囲気を持つ作品は今は存在しない。
とても狭い範囲内でこねくり回しているだけなのに、
もう出尽くしたなんて意見を聞くと、
どんだけ視野が狭いのだろうって思ってしまうわけで。
これは物語の内容だけでなく表現方法だってそうだよね。
海外のADVは以前と比べると市場的にはかなり廃れているのだけれど、
カートゥーンを用いた従来の手法に、漫画のコマ割の表現を混ぜつつ、
そのコマ割の中でアニメーションを加えてくるなど、
あの手この手で新しい何かを加えようとしてきているわけで。
それに比べると、やっぱりアダルトゲームの演出方法は、
かなり幅が狭く見えてしまいます。
もう出尽くしたなんて思い込んでいる人は、
制作者もプレイヤーも問わず、どっちも少し考える必要があると思うのですよ。
とりあえず画面下部のテキスト欄とたまに出る一枚絵を廃しただけでも、
違った景色が見えてくるんじゃないかな。
私は70年代から80年代にかけてのアメリカ情勢なんか知らないし、
そこにいたわけでもないからアタリショックなんて伝聞でしか分からない。
そんなものはなかったと言う人もいるくらいだしね。
ことゲーム系に関しては、wikiとかも嘘だらけで役に立たないし。
だから本当のことは全然知らないのだけれど、
勝手に一般的に言われている現象があったと想定するならば、
ゼロ年代前半のアダルトゲームも似たような状況だったんじゃないかな。
PCが急激に普及し新規参入組がどんどん増えていったから、
過去の人気作と同じ系統のものを出しておけば売れてしまう。
でも何本かやっているとどれも同じように感じてしまい、
次第に飽きて去っていってしまう。
或いは安価なラノベやアニメといった他の代替手段を見つければ、
そっちに流れて行ってしまうと。
同じようなのばっかで飽きたという意見は、
今世紀に入った頃には既に頻繁に言われ始めていましたからね。
ゼロ年代前半に新鮮さがあったと感じる人は、
単にその人がその頃に始めただけにすぎません。
90年代までは、ぉい…数時間で終わったぞとか、エロが裏パケ分しかねぇ~とか、
そもそもパッケージに載ってる子がゲーム本編に出てきていないけどあれ誰とか、
違う意味での危険や地雷はボコボコあったし良い悪いの落差も激しかったですが、
少なくとも同じのばっかと飽きられる事態はなかったんですけどね。
つまり同じことの繰り返しのような状況が、ここ10年以上も続いているんですよ。
そんな状況を生み出してしまった元凶の時期だけに、
今振り返ると10年前の方向性の誤りが腹立たしく思えてしまうわけです。
私は発売後大分経ってからプレイするゲームも多いのですが、
この時期にこんなのがあったのかと衝撃を受けることも良くあります。
でもそういうゲームは80年代や90年代のゲームがほとんどで、
ゼロ年代前半のゲームでは非常に少ないです。
まぁ5年区切りくらいで見ていくならば、
ゼロ年代前半が最も収穫の少なかった時期なのかもしれないですね。
ところで、以前書いたように今年発売のゲームに関しては書いていないのですが
(プレイはしています。名前はまだ伏せますが、
数年ぶりにビビっと大きな衝撃を受けたゲームもありますし。)、
やっぱりレトロ中心になると人が減っていきますね。
レトロ系を扱うところが増えるのは望ましいことだけど、
一言だけあまり人は来ないよ~とだけ言っておきましょう。
昨年末は試しに新作の大作を続けて扱ってみましたが、
新作の大作をできるだけ早くってのが一番なんでしょう。
アニメの感想もやめようと思うので、今後はますます減っていくでしょうね。
訪れる人がどんだけ減るのかと思うとちょっとモチベーションも下がりますが、
少なくとも書き溜めた分は掲載したいので、今後は細々と続けたいと思います。
カテゴリ : 雑記
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