ちはやふる　5話 「よはのつきかな」 感想

新に何があったのか。
新に会うため、千早と太一は福井に。
今回は珍しいかるた以外でのシリアス回でした。


千早と太一は新幹線で福井へ。
太一、これは彼女にばれたら怒られるでしょ。

まぁ、思い通りにいかなくてイライラするのに一緒にいたいとか、
太一の頭の中には千早しかないみたいだから問題ないけど。
こういう素直になれないけど純粋なところは良いですね。


もっとも、当の千早は好きな人はと聞かれて原田先生と答えるしまつ。
まだ恋がわかっていないと太一は思ったみたいだけど、
後にも千早は変なところでスイッチが入るので、
オッサン趣味の可能性が捨てられないのが怖いですw


そして、千早のバレンタインチョコすらも真面目に断る原田先生って一体w


再会は桜並木の下。

すれ違う新を元陸上部の足でゲット。


新はあれほど好きだったかるたを足蹴にするほど変わっていたけれど、
それは尊敬する祖父を失ったから。
ここは、賛否分かれると思います。
何か深い理由があるのかと期待していた人には、
何だありがちじゃんって思った人もいるでしょう。
物事を常識できちんと判断される方は、
何で試合の日に看護番を任せるんだよありえないよと思うでしょう。
ここの描写が少し薄いと思ったのか、
後に作者も新の回想として補足していますしね。
自分も少しあっさりかなと思ったけど、
これは別に好きだったかるたを何故やめたのかって、
その理由を掘り下げる作品じゃないしね。
かつてかるたを愛していた少年がいた。
それが今はやめてしまっている。
はっきり言ってそれだけでも十分だと思うので。


やめる時はささいなことでもやめちゃうわけで、
そこに後悔だの喪失感だのが加わってずるずるきちゃったけど、
心の奥底では何かきっかけを望んでいたんでしょうね。
それが千早との再会であり、
千早が残してくれた手紙だったと。


千早と太一を追いかける新。
来て欲しくなかった、こんな自分を見せたくなかった。
でも、ずっと会いたかった。
それが全てなんでしょうね。


一方、太一もかるた部に協力することを決意。
来週からはいよいよ本番、
かるた部としての活動が始まるので楽しみですね。