ちはやふる 9話 感想
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2011/11/30
ちはやふる 9話 「しのぶれど」 感想
5人が揃い、ようやく正式な部として発足。
ただし部長は千早以外でと条件をつけたのは、
確かに顧問のナイス判断だったかも。
そして後半はスタミナ作りということで、皆で合宿でした。
この作品には珍しい少女漫画っぽさもあって、
たまにはこういうのも良いなって感じですね。
というわけで、本格的に活動開始となったかるた部。
初心者相手に全く手を抜かない千早はさすがですw
まぁ新の存在がそれだけ大きいってことでもあるんですけどね。
それにしても、顧問の反対で部長は結局太一になり、
千早はキャプテンになったのだけど、
まさに社長と会長どっちが偉いかってのと同じ話になってますね。
大会では体力勝負ということで合宿をすることになり、
場所がないということで太一の家が選ばれたわけですが、
金持ち描写は以前からあったものの、
噂にたがわぬ豪邸ってところでしょうか。
先に太一の家に言った千早は昔と同じ感覚なのだけど、
太一も健全な高校生なわけで、
この辺の2人のやりとりは少女漫画っぽくもあったのかなと。
こういうシーンも好きなのだけど、
今後逆に減っていくのがある意味この作品らしくもあるのでしょうね。
合宿はハードでかなちゃんらが壊れたり、
太一に頑張ってる人を潰す気かと窘められ自己嫌悪に陥る千早と、
いろいろあるわけですが、
復活したかなちゃんに連れられ行った先で待っていたものは、
皆からの誕生日祝いでした。
新からのメールもきて、本当に最高のバースデーでしたね。
まぁ、このメールを隠さず千早に見せるあたり、
太一は本当に大人になりましたね。
それでもやきもちで千早のケーキを食べるあたりが、
何とも可愛らしいところでもあるけれど、
こういうシーンは今後なくなっていくだけに貴重です。
今回も良かったですね。
原作をここまで読んだときは今後ラブコメ展開もあるかと思ったのですが、
ほとんどないんですよね。
少女漫画でこの設定で、その気になればいくらでもそっちに向きそうなのに、
安易に恋愛モノに走らないあたりが、作者の凄いところなのでしょうね。
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