名探偵コナン 14番目の標的 (ターゲット) 感想 katan レビュー

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名探偵コナン 14番目の標的 (ターゲット) 感想

『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』

1998年に公開された、名探偵コナン劇場版の2作目。

「オレの仲間が次々に狙われてく。犯人は誰だ!?
目暮警部が、妃英理が、阿笠博士が…
魔の手は、コナン、蘭の周囲に伸びてくる。
トランプに秘められた謎に、コナンが挑む!!」


名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)

いきなり少しそれてしまうのですが、
昔はよくアガサ・クリスティの小説を読んでいました。
もう20年以上前の話なので、ほとんど忘れてしまっているんですけどね。
そのクリスティの代表作に、『ABC殺人事件』があります。
クリスティの作品の中で最も好きなのはと聞かれた場合、
今だとその時々の気分次第で答えが変わってしまうと思うのですが、
クリスティを読み始めたその当時は、
間違いなく『ABC殺人事件』って答えていたでしょう。
それくらい好きな作品だったんですよね。

そのABC殺人事件というのは、Aという地名のAさんが殺され、
Bという地名のBさんが殺され…って感じで進行します。
そして『14番目の標的(ターゲット)』の方は、
目暮十三(13)→妃英理(12)→阿笠博士(11)って感じで、
毛利小五郎に関係する人が順に襲われます。
ABC殺人事件以後、似たような形式の作品が増えていったそうですが、
『14番目の標的(ターゲット)』もまたその中の1つなのでしょう。

昔『ABC殺人事件』が最も好きな推理小説だったくらいですから、
本質的には私はこういう形式の作品が好きなのでしょう。
だから今作も基本的には好きですし、面白かったです。
もし『ABC殺人事件』を知らなければ、もっと素直に楽しめたのでしょうね。

ただ『ABC殺人事件』を初めて読んだときから20年以上経っていますので、
本質的には好きなタイプなんだろうなとは思いつつも、
あぁこのタイプかと思ってしまいそれ程には楽しみきれなかった感じです。

こればっかりは仕方ないですね。
そのため、基本的には普通って感じた作品でした。

もっとも普段はヘタレな小五郎が実は拳銃に長けていたという格好良い姿もあり、
小五郎ファンなら満足な展開もありますし、
コナンと蘭の初めてのキスシーン(人工呼吸なのだけど)もあり、
ラブコメ好きにも外せない作品なわけで、
その点で満足できた作品でもありましたね。


名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)
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特典映像:劇場版 名探偵コナン 予告編集
封入特典:ミニブックレット
(劇場公開時のパンフレットを再編集した特別版)

<オリジナルサウンドトラック>
「名探偵コナン 14番目の標的」大野克夫
<主題歌>
「少女の頃に戻ったみたいに」歌:ZARD(B-gram RECORDS)
<イメージ・ソング>
「KIZUNA」歌:伊織
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