<日記>2011最後の日記
今年の最後の日記ということで、
本の簡単な感想と今年のゲーム・アニメに思ったことなどを。
・まず先日読み終えた「ちはやふる」の15巻。
アニメは1年目の全国大会に挑むところにきていますが、
原作は2年目の全国大会決勝です。
団体戦も予選から結構長かったのですが、この巻で決着がつきます。
いや~やっぱり決勝戦ってのは良いですね。
とても面白かったですよ。
・2点目
コバルト文庫から発売されていた
「流血女神伝」シリーズの1・2巻にあたる「帝国の娘」の上下巻が、
今度は角川文庫から発売されることになりました。
原稿用紙70枚分の加筆があるそうなのですが、
とても大好きな作品だけに、
これはどうしても気になっちゃいますね。
・3点目
もう既にご存知の方も多いかと思いますが、
12月19日に菅野ひろゆきさんが逝去されました。
生前の功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
何かポッカリ穴が空いた感じですね。
まだ未掲載だけど最後のゾンビのなんかは不満しかなかったのだけど、
でもかつては最も影響を受けたゲームデザイナーでしたから。
ここはライターという表現は用いたくないわけで、
クリエイターでもゲームデザイナーでも何でも構わないのだけど、
単に文章を書くだけでなく、
ADVとしての構造レベルで考えられる貴重な方でしたね。
非常に残念です。
ミステリートの未完も残念ですが、
派手にハッタリをきかせた壮大なSF物をもう一本くらいやってみたかったわけで、
それだけが非常に心残りですね。
今年は梅本竜さんも亡くなりましたしね。
個人的には震災で親戚がかなり被害を受けましたし、
今年はホント凹む年でしたね。
・4点目
誰だったかな~偶然目に入って読んだので、
誰が言っていたか忘れてしまったんですけどね。
最近はノベルゲームでも伏線とかあざといぐらいに目立つようにしないと、
伏線として読み取ってもらえないって。
また行間を読み取ってもらえないから、全部書かないと駄目なんだって。
伏線や行間を解せないほどにプレイヤー・視聴者の質が落ちたのか、
それとも作り手の見せ方が下手糞なんだか、
そこら辺は詳しく検討しないと迂闊なことは言えないのでしょうけどね。
ただいずれにしろ、
伏線だとか1つの場面だとかをあざといぐらいに強調する作品は、
ノベルゲームに限らずアニメを含めここ数年増えている傾向にあるし、
またそういうのが好まれる時代になったように思います。
例えば今年のアニメなんかは非常に分かりやすいですよね。
あの花とかいろはとか、個々の場面は良かったりするのに、
全体の流れが非常に悪く結局何がやりたかったのかってなってしまう。
だから私は好きになれないんですね。
これまでは脚本が誰かに注目していたけれど、
今後はシナリオ構成が誰かにも注意すべきだなと、
そう痛感した年でもありましたし。
これは流れを重視するか場面を重視するかの違いでもあるわけで、
私は全体の流れが良くないとストーリーが良いとは思えないのですが、
最高の場面があればそれで良しとするのも、
それはそれで1つの考え方ではあるのでしょう。
そしてそういう考え方が今は増えているように思います。
まぁアニメなら、それもある程度は納得できるんですけどね。
1話1話が勝負でもあり、駄目だと思われたらきられるおそれもあるから、
1話ごとに盛り上げる必要もありますし。
私だって例えばガンダムでは種死は酷い酷いと思いながらも、
部分的に妙に盛り上がるものだから、
何だかんだで最後まで気になって見たものでした。
逆にターンエーは全体ではしっかりしているのだろうけど、
個々のエピソードがつまらなかったりで、
最後は興味が薄れてしまいましたからね。
だからアニメでは理解もできるのですが、
ゲームは買った以上最後までやりたいですし、
一気にやるのでアニメ以上に場面より流れが大事だと思います。
でもそれも1つの考えでしかないわけで、
やっぱりゲームでも場面重視の傾向が強いようです。
近年の話題作で実際にプレイしてみたら、
何だこの酷いのはって思うものも幾つもあるのですが、
大抵は全体の流れがグダグダなものの、
個々に光る場面があるゲームだったりするんですよね。
だからそれが今の主流とか、受ける作品ってことなのでしょう。
私が今年最も評価したゲームは、
全体の流れという点では非常に優れたゲームだと思います。
だけど演出面がそれ程でもない上に、
盛り上がれるシーンでもわりとあっさりしているので、
1場面におけるパンチはそれほどでもありません。
なので、基本的に今受けるタイプではないのでしょう。
まぁ、今更どっちが優れているとかとやかく言うつもりもないのですが、
こういう属性だとかという説明以外に、
流れを重視する作品であるのか、それとも場面重視であるのか、
そういった点も購入検討及び感想の視点に含めるべきなのかなと、
そんな風に思った年でした。
本の簡単な感想と今年のゲーム・アニメに思ったことなどを。
・まず先日読み終えた「ちはやふる」の15巻。
アニメは1年目の全国大会に挑むところにきていますが、
原作は2年目の全国大会決勝です。
団体戦も予選から結構長かったのですが、この巻で決着がつきます。
いや~やっぱり決勝戦ってのは良いですね。
とても面白かったですよ。
・2点目
コバルト文庫から発売されていた
「流血女神伝」シリーズの1・2巻にあたる「帝国の娘」の上下巻が、
今度は角川文庫から発売されることになりました。
原稿用紙70枚分の加筆があるそうなのですが、
とても大好きな作品だけに、
これはどうしても気になっちゃいますね。
・3点目
もう既にご存知の方も多いかと思いますが、
12月19日に菅野ひろゆきさんが逝去されました。
生前の功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
何かポッカリ穴が空いた感じですね。
まだ未掲載だけど最後のゾンビのなんかは不満しかなかったのだけど、
でもかつては最も影響を受けたゲームデザイナーでしたから。
ここはライターという表現は用いたくないわけで、
クリエイターでもゲームデザイナーでも何でも構わないのだけど、
単に文章を書くだけでなく、
ADVとしての構造レベルで考えられる貴重な方でしたね。
非常に残念です。
ミステリートの未完も残念ですが、
派手にハッタリをきかせた壮大なSF物をもう一本くらいやってみたかったわけで、
それだけが非常に心残りですね。
今年は梅本竜さんも亡くなりましたしね。
個人的には震災で親戚がかなり被害を受けましたし、
今年はホント凹む年でしたね。
・4点目
誰だったかな~偶然目に入って読んだので、
誰が言っていたか忘れてしまったんですけどね。
最近はノベルゲームでも伏線とかあざといぐらいに目立つようにしないと、
伏線として読み取ってもらえないって。
また行間を読み取ってもらえないから、全部書かないと駄目なんだって。
伏線や行間を解せないほどにプレイヤー・視聴者の質が落ちたのか、
それとも作り手の見せ方が下手糞なんだか、
そこら辺は詳しく検討しないと迂闊なことは言えないのでしょうけどね。
ただいずれにしろ、
伏線だとか1つの場面だとかをあざといぐらいに強調する作品は、
ノベルゲームに限らずアニメを含めここ数年増えている傾向にあるし、
またそういうのが好まれる時代になったように思います。
例えば今年のアニメなんかは非常に分かりやすいですよね。
あの花とかいろはとか、個々の場面は良かったりするのに、
全体の流れが非常に悪く結局何がやりたかったのかってなってしまう。
だから私は好きになれないんですね。
これまでは脚本が誰かに注目していたけれど、
今後はシナリオ構成が誰かにも注意すべきだなと、
そう痛感した年でもありましたし。
これは流れを重視するか場面を重視するかの違いでもあるわけで、
私は全体の流れが良くないとストーリーが良いとは思えないのですが、
最高の場面があればそれで良しとするのも、
それはそれで1つの考え方ではあるのでしょう。
そしてそういう考え方が今は増えているように思います。
まぁアニメなら、それもある程度は納得できるんですけどね。
1話1話が勝負でもあり、駄目だと思われたらきられるおそれもあるから、
1話ごとに盛り上げる必要もありますし。
私だって例えばガンダムでは種死は酷い酷いと思いながらも、
部分的に妙に盛り上がるものだから、
何だかんだで最後まで気になって見たものでした。
逆にターンエーは全体ではしっかりしているのだろうけど、
個々のエピソードがつまらなかったりで、
最後は興味が薄れてしまいましたからね。
だからアニメでは理解もできるのですが、
ゲームは買った以上最後までやりたいですし、
一気にやるのでアニメ以上に場面より流れが大事だと思います。
でもそれも1つの考えでしかないわけで、
やっぱりゲームでも場面重視の傾向が強いようです。
近年の話題作で実際にプレイしてみたら、
何だこの酷いのはって思うものも幾つもあるのですが、
大抵は全体の流れがグダグダなものの、
個々に光る場面があるゲームだったりするんですよね。
だからそれが今の主流とか、受ける作品ってことなのでしょう。
私が今年最も評価したゲームは、
全体の流れという点では非常に優れたゲームだと思います。
だけど演出面がそれ程でもない上に、
盛り上がれるシーンでもわりとあっさりしているので、
1場面におけるパンチはそれほどでもありません。
なので、基本的に今受けるタイプではないのでしょう。
まぁ、今更どっちが優れているとかとやかく言うつもりもないのですが、
こういう属性だとかという説明以外に、
流れを重視する作品であるのか、それとも場面重視であるのか、
そういった点も購入検討及び感想の視点に含めるべきなのかなと、
そんな風に思った年でした。
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2011-12-27