ゆるゆり 2期 12話(最終回) 感想
今回だけだといろいろ思うところもあるけれど、
全話通じては楽しませてもらった作品でした。
おもちゃの蛇を本物と勘違いし、踏んだことに涙するあかり。
あまりの良い子っぷりに後光がさしていますw
まあ原作で最初に読んだときは、だったら確認しろよとか思ったのですが、
考えてみれば現実でもパニくって何もできない人も多い中で、
中学1年の女の子ならこれは自然な反応なのかなと。
頭が真っ白になって、それが回復するくらいの時間で周りが動きだしてますからね。
逆に即座に蛇の安否を確かめる方がリアリティがなくなるでしょうし。
それより妙に懐かしいおもちゃが一杯出てきたけれど、
これだけは買わなかったし、周りも持っていなかったんですよね。
どんな感触だか、気になってきましたw
Bパートは劇。
最後に全員登場させようという意図からは、
劇という選択自体は誤りでもないのでしょうけどね。
個人的には、ただ単純にネタが楽しく感じられませんでした。
1期の最終回が非常に楽しかっただけに、
余計にも物足りなく感じてしまいます。
京子と結衣のキスはあったけど、
未遂でも良いから恥じらいとかそういう姿の方を見たかったですし、
最後のキスシーンからしてこれなので、
全体的に百合ではなくギャグに走ってしまったのが、
百合好きには少々残念でもありました。
でもショボイ劇はある意味ゆるゆりっぽくもあり、
まりちゃんとシンクロしてしょっぺぇと言いつつ見るのが正しいのか。
っていうか、劇の当事者より真に受けておろおろする楓とか、
外野の方が見てて面白いような。
相変わらずあかりに執着するあかねさんに、
その姿を横でうっとり眺めるともこさん。
その姿を冷めた目つきで見るまりちゃんの構図が良かったりも。
最後は中の良さげなひまさくの姿も見られたし、
今期は全体的にひまさく好きには良かった感じですね。
11話の紙芝居オチと12話のBパートには物足りなさはあったものの、
最初に書いたように全体としては楽しめたという感じですね。
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