ちはやふる　20話　感想 katan レビュー

ちはやふる　20話　「くもゐにまがふおきつしらなみ」　感想

新が帰ってきた。
ここまで長かったですね。
やっぱり強い新がいないと始まらないですよね。

今回は結構名言が多かったように思うわけで、
いつも以上に面白かったです。




名人戦への東日本予選に出るため、
太一がA級にあがれるラストチャンスとなった吉野会大会。
千早も出る予定だったのだけれど、
翌日が試験で留年の危険性が高いことから顧問によりストップが。
ってか、美人設定どうなったw

危ない千早に臨時で机君が先生役を任されたわけだけど、
そこで自分がやらない辺り、
太一も恋愛よりカルタの方が今は大事ってことなんでしょうね。

細かい規定は知らないのだけれど、
所属する会によりA級昇進の条件は異なるようで。
準優勝2回でも規定ではOKなのだけど、
太一や肉まん君の所属するところは優勝でないと駄目と、
ちょっと厳しいみたいですね。
肉まん君が先日の優勝の報告に行ったときの回想シーン、
師匠のおかげですとの言葉に照れもあるのだろうけど、
友人のおかげだろと言う辺り、良い師匠なんだなと。


そういうわけで机君と千早、肉まん君がお勉強ということで、
太一だけが大会に。
そしてそこで新と再会。
いや、この場面は新にばっかり目が行っていたから、
隠れて代表で応援に行っていた奏ちゃんには全然気が付きませんでしたよ。


もっとも千早も大人しく勉強できるわけでもなく、
抜け出して太一の応援に着ちゃったわけで。
まぁその時には既に太一は負けていたのだけれど、
新の参戦を知ることに。
何か、久しぶりに可愛くて美人な姿を見た気が…


その新は準々決勝で坪口さんと対戦。
原口先生のオーラを纏った坪口さんの前に、僅差で惜敗。

3人による直接の対戦はなかったけれど、
それでも大会の場での再会を果たし、
大きな一歩を刻んだってところでしょうか。

千早も収穫が多かったみたいだし、
やっぱり新の存在はいつになっても大きいですね。
素直に喜ぶ千早とは反対に、
帰ってきて欲しくない気持ちと帰ってきて嬉しい気持ちの混ざった太一の心境が、
とても興味深い感じでしたね。

今はまだ選手としての憧れが大部分なのだろうけれど、
そこから恋に発展することはあるのか。
微妙な変化は生じているようで、
唯一（？）の女性である奏ちゃんは何となく察しているみたいですね。
まぁ、基本的に良い話が続いた今回、
この電車の中での素振り禁止ってシーンは笑いましたけどw


帰ってきた千早に対して言った机君の言葉。
「やりたいことを思いっきりやるためには、
やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ」には、
ドキッとさせられた人も多いはず。
机君、中身はかなりイケメンですよね。


帰りのホームで太一と2人になった原田先生。
会の方針では優勝しなければA級になれないのだけれど、
規定の準優勝2回はクリアしていることから、
A級に昇進するかと太一に言ったわけで。
この時の原田先生の、
悔しさの賞味期限は長くないという言葉が、
個人的には今回一番身に染みて重かったです。


まぁたぶんほとんどの人は次の太一のセリフに注目するんでしょうけどね。
いや、でもA級になって良いよって言われたら、
普通は喜んじゃいますけどね。
それをA級になるより逃げないやつになりたいと言うあたり、
太一の人間性を表すとともに、
新の影響を千早以上に受けているのかなとも思ったり。


いつも通り面白く、そしてその中でもいろいろ特徴的な回でした。
原作の一部がカットされていたし、
特に千早の水着姿を想像する新のエピソードがなかったのが残念だけど、
終わりに向けての調整ってことでしょうか。
確か全25話だったはずなので、
どこに終わりを設定するのかも難しそうですよね。

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